『5月15日〜16日』篝火の中で舞う――奈良・薪御能と屋外の能楽
5月の夕暮れ、奈良・春日大社と興福寺の境内に篝火(かがりび)が焚かれ、その炎の揺らめきの中で能と狂言が演じられます。 「薪御能(たきぎおのう / Takigi O-Noh)」は、屋外で篝火を焚きながら演じられる能楽の上演…
5月の夕暮れ、奈良・春日大社と興福寺の境内に篝火(かがりび)が焚かれ、その炎の揺らめきの中で能と狂言が演じられます。 「薪御能(たきぎおのう / Takigi O-Noh)」は、屋外で篝火を焚きながら演じられる能楽の上演…
5月15日、京都御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと、平安時代の装束をまとった約500名の行列が都大路を歩きます。 「葵祭(あおいまつり / Aoi Matsuri)」。正式名称は「賀茂祭(かもさい)」。祇園祭、時代祭…
5月14日から16日の3日間、島根県出雲市の出雲大社(いずもたいしゃ / Izumo Taisha)で、一年で最も重要な祭礼「大祭礼(たいさいれい / Taisairei)」が斎行されます。 出雲大社は、日本神話で「国譲…
5月、岐阜県大垣市の城下町に、精巧なからくり人形を載せた「やま(軕)」が13両並びます。 「大垣まつり(おおがきまつり / Ogaki Matsuri)」は、大垣八幡神社の例大祭として370年以上続く祭りです。2016年…
5月、石川県七尾市の街路に、高さ12メートル、重さ20トンの巨大な曳山が3基現れます。 「青柏祭(せいはくさい / Seihakusai)」は、大地主神社(山王神社)の春祭りで、能登地方で最も盛大な祭礼です。曳山のあまり…
5月3日の午後1時、京都・下鴨神社の糺の森(ただすのもり)に馬蹄の音が響きます。 「流鏑馬神事(やぶさめしんじ / Yabusame Shinji)」。公家装束をまとった射手が疾走する馬の上から3つの的を次々と射抜く、葵…
5月の浜松市の空に、畳数枚分はある巨大な凧が何十枚も揚がります。 「浜松まつり(はままつまつり / Hamamatsu Matsuri)」は、毎年5月3日〜5日に静岡県浜松市で行われる祭りです。最大の見どころは「凧揚げ合…
桜が満開を迎え、やがて花びらが風に舞い始める4月。現代の日本人はその光景を惜しみますが、古代の人々は「散る花」に別の感情を抱いていました。 花が散ると、それに乗じて疫病の神が広がる――。その信仰から生まれた祭祀が「鎮花祭…
4月8日、日本全国の寺院で、小さな花御堂(はなみどう)が飾られます。 その中には、右手で天、左手で地を指す小さな誕生仏が安置され、参拝者は柄杓で甘茶をそそぎかけます。これが「花祭り(はなまつり / Hanamatsuri…
旧暦の4月8日、「卯月八日(うづきようか / Uzuki Youka)」。この日には、日本各地でさまざまな民俗行事が行われてきました。 山間部の集落では、空へまっすぐ突き上げるように長い竹竿が立てられ、その先端に野花が結…