『9月』鈴虫・松虫・コオロギ――日本人が愛でる秋の虫の音
9月に入り、日本の夕暮れが少しずつ早くなる頃、住宅街の植え込みや公園の草むらから、涼やかな音色が聞こえ始めます。「リーンリーン」「チンチロリン」「コロコロリー」――秋の虫たちの声です。 日本人はこの音を「鳴き声」ではなく…
9月に入り、日本の夕暮れが少しずつ早くなる頃、住宅街の植え込みや公園の草むらから、涼やかな音色が聞こえ始めます。「リーンリーン」「チンチロリン」「コロコロリー」――秋の虫たちの声です。 日本人はこの音を「鳴き声」ではなく…
日本の夏に欠かせない甘味が「かき氷(かきごおり / Kakigouri)」です。氷の塊を専用の機械で薄く削り、色のついたシロップをかけて食べる、日本で最も古い冷菓の一つです。屋台、甘味処(かんみどころ)、カフェ、コンビニ…
毎年8月、兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場(はんしんこうしえんきゅうじょう / Hanshin Koshien Kyuujou)で「全国高等学校野球選手権大会」が開催されます。全国約3,800校の高校野球部が地方大会を勝…
日本では毎年7月から8月にかけて、全国で1,000か所以上の花火大会が開催されます。花火を「打ち上げる」のではなく「鑑賞する」文化が日本にはあり、数十万人が河川敷や海岸に座って空を見上げる光景は、日本の夏の象徴的な風景で…
夏の日本の寺社を訪れると、境内に数百から数千の風鈴(ふうりん / Fuurin)が吊り下げられ、風が吹くたびに一斉に鳴る光景に出会うことがあります。風鈴は日本の夏を代表する道具の一つで、ガラスや金属、陶器でできた小さな鈴…
6月の日本を旅していると、寺や神社の境内に青や紫の紫陽花(あじさい / Ajisai)が咲いているのを目にします。紫陽花は日本原産の植物で、梅雨の雨に濡れることで色彩が深くなります。晴天よりも曇りや雨の日のほうが美しく見…
6月の夜、日本の清流沿いに小さな光が明滅します。蛍(ほたる / Hotaru)です。日本には約50種の蛍が生息していますが、鑑賞の対象になるのは主にゲンジボタル(源氏蛍 / Genji Botaru)とヘイケボタル(平家…
6月になると、日本各地の庭先やスーパーマーケットに青い梅の実が並び始めます。日本語で「梅雨(つゆ / Tsuyu)」と書く雨季の名前は、この梅の実が熟す時期と重なることに由来するとされています。梅の実は食用として長い歴史…
6月に入ると、日本列島は南から順に「梅雨(つゆ / Tsuyu)」に入ります。 梅雨は、6月上旬から7月中旬頃まで約40日間続く日本の雨季です。連日の雨と高い湿度が続き、気温も徐々に上がります。この時期の日本は、じめじめ…
6月1日前後、日本各地の河川で鮎漁が解禁されます。 鮎(あゆ / Ayu)は、日本人が「川魚の女王」とも呼ぶ淡水魚です。体長は約20〜30cm。清流にしか棲まず、川底の石に付着した苔を食べて育つため、身にスイカやキュウリ…